積読書会(仮)

積読を読む読書会「積読書会(仮)」のブログです。

【レポート】第8回オンライン読書会を開催しました

みなさま、こんにちは!

2021年5月1日ゴールデンウィーク初めに、第8回「本を読まずに参加できるオンライン読書会」を開催しました。

 

簡単にこの読書会の流れを説明しますと、本を片手にご参加頂き、その場で担当箇所を読み要約します。要約後、他参加者と内容をシェアし、本全体を把握するという読書会です。

 

本の選定は、主催者や参加者が読みたいけど読めていない本、いわゆる積読」コレクションから一冊を選び、みな様のご協力で読んでいます。

 

さらに、本を読んだ後には、本を通じてお互いの意見や体験・経験などをシェアすることで、和気あいあいと本からの学びを深めています。

 

○日時:2021年5月1日(土)
○場所:オンライン
○本:『現代語訳 論語と算盤』(ちくま新書
○人数:10人

 

今回の本は論語と算盤』です。
新一万円札の表紙に選ばれた渋沢栄一氏の本です。最近はテレビドラマなどでも話題になっていますね!
この本はなんと、発行1916年と100年以上前のものなのです。
今回は現代語訳された本を、世代も住んでる場所も違う10人が集まり、読破に挑戦しました。

 

○ポイントまとめ&シェア

論語と算盤は新書のため見た目が薄く、さらに今回は参加人数が多かったので1人あたりのページ数(20ページ位)も少なく、楽勝ムードが漂っておりましたが、、、、蓋をあけると、かなり大変でした(汗)

限られた時間で本をまとめて、そしてプレゼンの準備をするので、毎回みなさん全集中で取り組まれています。

プレゼン中には大きめの地震があり、中断するハプニングもありましたが、参加者全員が無事なことを確認し、再開できました。

 

○ダイアログ(対話)

いくつかのグループに別れて自由に話をしました。様々な話題が飛び交い、みんなで集まって本を読む楽しみです。

今回は、「論語」と「算盤」の関係性や、道徳、国語、宗教観、著者(渋沢氏)の経歴など、様々な感想や考察、また新たな興味への発展がありました。

本の内容以外にも、まとめ作りでの図解についてや、自分の考えを人前で話すことの難しさなど、伝え方についての話もありました。

 

本の内容に加え、いろいろな角度から、書籍や読書会を楽しんで頂き幸いです!!

 

○まとめ

今回の読書会へいただいた感想の一部をご紹介します!

『ABDという読み方を初めて体験して、大変刺激的でした。渋沢栄一についてより深く勉強したいと思いました。ぜひ今後ともご一緒にさせていただければ幸いです。』

『読んだ本への意見を共有することでとても刺激を受けました。皆さんのまとめと比べながらまた自分でも読み直してみたいと思います。本の内容を深掘して話を広げていくことも初めてで、自分でも今後やっていきたいと思います。』

『今日もありがとうございました!個人的には、初めての挫折本への挑戦だったので、読み通せてうれしかったです!!ずいぶん深い内容なんだなあと改めて読み通せたことをよかったと思いました。』

『いつも「あと5分!」と思ってしまいますがそれくらいが良いのかな。効率的に読める方法を取得したいと思います。色々なまとめが見られて楽しかったです。』

『普段は自分にとって役に立つ部分を中心に読む「自分が主役」の読書なので、この読書会の「本が主役」の読み方が新鮮だった。いつもと違う読み方が刺激にもなったので「自分の読書に変化や刺激を与えたい人」には特におすすめできると感じた。自分が思いつかない意見も聞けて興味深かった。楽しい時間を過ごせたので、また機会があったら参加したい』

 

○最後に

過去最多人数10名での開催となりました。うまく進行できるか?時間管理は大丈夫か?など心配していましたが、みな様のご協力のおかげでとてもスムーズに進行でき、かつ、みな様の笑顔もたくさん見ることができ、嬉しく思いました。

まだまだステイホームが続いていますが、オンラインで楽しく過ごせて学べる(積読も消化できる!)ような活動を続けていられることに感謝しています。
開催を支えてくださっている方々や運営メンバー、そして参加者のみなさまに、本当に心から御礼を申し上げます。

 

積読を読む積読書会(仮)は、不定期ですが開催を続けてゆきます。
この会に興味をお持ちの方は、以下のフォームからお気軽にご連絡ください。

 

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リンク

今回の課題本『現代語訳 論語と算盤』はこちら
前回の開催レポートはこちら

 

(よ)