みなさま、こんにちは!
2021年1月31日(日)に6回目となる「本を読まずに参加できるオンライン読書会」を開催しました!
この読書会では、読みたいけどなかなか進まない分厚い本や、買ったまま手が付いていない「積読(つんどく)」本を、みんなで協力して読破します。さらに、ただ読むだけじゃなく一冊の本を通じてお互いの意見や体験・経験などをシェアしあう、和気あいあいとした雰囲気です。
今回の課題本は『医師がつくった「頭のよさ」テスト』。「頭のよさ」ってテスト出来るんだ?と、貴重な休日の朝に地域の枠を離れてさまざまな場所から5名の読書仲間達が参加してくださりオンラインの醍醐味を味わえる会となりました。今回は、この読書会の内容や当日の様子をお伝えします。
※この会の進め方詳細は前回レポートをご覧ください。リンクは一番下にあります。
認知特性テスト
今回は、まず本に付いている「認知特性テスト」を全員で行いました。
といっても、この段階ではテストをするだけ。誰がどんな結果になったのかは本人だけが知っています。
ポイントまとめ&シェア
テストの後は、参加者全員で本のポイントをまとめてゆきます。いつもの課題本は「分厚い」本ばかりでしたが、今日の本は薄いし楽勝!と思いきや…実は内容がとってもボリューミー!みなさま一生懸命にまとめを作られていました。
まとめ作りの後は、本の内容をシェアしてゆきました。そして…全員の発表が終わった段階で先ほどのテスト結果を公開!さて、どんな結果だったのでしょう??
ダイアログ
チームに分かれてダイアログ(対話)をしました。本の感想や気になることなどを自由に話しながら、さまざまに理解を深めていく時間です。
テスト結果を見せ合ってみると、ある共通点が…。そして全ての特性がほぼ同得点の方、ある特性が0点になった方もいました。
今回は、特性を知ったことで長年の疑問が解けた話や、テスト結果と普段の行動の関係、学校教育や仕事にこのテストを取り入れてほしいといった話も出ました。共通するのはこの結果をどう「活かし」てゆこうか!?と盛り上がりました。
全体を通じて和気あいあいとした雰囲気が流れていました。在宅中心の生活がしばらく続いている中、オンラインでも対面に近い雰囲気の場づくりができたのかなと思っています。今回の企画が、参加者の皆様にとって良い機会となっていれば幸いです。
まとめ
開催後には、参加者のみなさまから感想やご意見をいただきました。
いただいた感想の一部をご紹介します!
今回の本もとても面白かったです!もう少し若いころにこういうことを知っておけたら、余計なストレスや摩擦を避けられていたのでは?と思うと、ほんとにどこかでこういうことを勉強する機会があるといいなと思いました。あとは自己認識が違っている気がしたので、もう一度読み直してそのずれを修正していきたいと思いました!
今回も新たな気づきがありました。複数人の視点から本を読めるのが面白いです。
最近、学習のとっかかりに関して指導する観点から考察していることがあり、認知特性は大きなヒントになりました。さっそく活動に活かしていきたいと思います。
今回自分の得意なパターンがわかったことで、自分のインプットの仕方がクリアーになったのと、相手のパターンにもいろいろあることを知れたので、アウトプットの仕方を工夫することで、より相手に伝えやすくなるというのを学びました。
いつもながら、とても貴重な時間になりました。ありがとうございます。
最後に
今回の読書会は、2021年最初の(会としては6回目)の開催でした。毎回のアンケートでいただいたご意見・ご提案など徐々に取り入れながら手探りでやっています。これからも工夫を続けながら、楽しい会にしてゆきたいと思っています。
2021年に入っても緊急事態宣言が延長されるなど、まだまだ自由に出歩きにくい状況が続いています。このような状況でも、オンラインで打ち合わせを重ね円滑な運営へのご尽力をいただいている運営メンバー、そして参加者のみなさまへ心から御礼を申し上げます。
ご案内
毎回一冊の本を読んで語り合う、この会に参加してみたいという方は、以下のフォームからお気軽にご連絡ください!
お問い合わせはこちらから!
※次回は3/13(土)の予定です。
リンク
今回の課題本はこちら
医師のつくった「頭のよさ」テスト(光文社新書)
前回の開催レポートはこちら!
(み)