積読書会(仮)

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【開催レポート】第13回オンライン読書会 2022年2月5日(土)

2022年2月5日(土)に開催した、第13回オンライン読書会の開催報告です!

この会は「積読を読む読書会」、つまり「まだ読んでいない本」を読む会です。
読書会で取り上げる本は、主催者や参加者の積読リストから、毎回1冊を選んでいます。

目次

1.読書会について
2.開催レポート
3.最後に&お誘い

 

1. 読書会について

第13回オンライン読書会の概要
○日時:2022年2月5日(土)9時
○場所:オンライン
○本:『達人のサイエンス』(ジョージ・レナード著)
○人数:3人

 

2. 開催レポート

この読書会は、事前準備が不要です。「ABD読書法」を使って、会の時間中に本を読みきります。

なので、開催前に本を読み込んでおくなどの準備は一切ありません。本と筆記用具などは会の中で使うので、各自で用意してもらっています。本以外は、家にあるものでこと足ります。

 

今回は3名とも読書法の経験者だったので、簡単な自己紹介をした後は、すぐに読書に入りました。

 

ポイントまとめ&シェア

この読書会のメインは、ポイントまとめとそのシェア、ダイアログ(対話)です。

 

今回の本は、合気道を極めた編集者ジョージ・レナード氏の『達人のサイエンス』でした。

人生のさまざまな領域で「達人」と呼ばれる例外的な人々。
彼らは自らの精神と肉体をどう鍛練しているのか?
生命のリズムとひとつになれる優美な人生修行の哲学、「マスタリーの道」をわかりやすく解説。

なにかを習得しようとする時に現れる成長の停滞期=プラトーをいかに乗り越えるかなど、新しいことに挑戦し壁に直面している人に、勇気を与えてくれる一書です。

日本教文社ウェブサイトの書籍紹介ページから引用)

 

英語(原文)のタイトルが

"MASTERY - The keys to Success and Long Term Fulfillment-"

 

カッコいいですね!!(個人的には大好きです!)

"fulfillment"はあまり耳慣れませんが「実践」という意味なので、
「成功し、長期的に実践し続けるための秘訣」でしょうか?

 

また、今回は初めての3名開催でした。
一人あたりのページ数は、いつもは20~40ページ程なのですが、今回は約60ページ。
結構多いよね…と一瞬はザワつきつつも、誰かの「まぁ、やってみましょうか!」というノリにつられて、みんなで読み切り&まとめ作りに挑戦しました。

 

ダイアログ(対話)

本を読んだ後には、フリーディスカッションの機会を設けています。

 

今回出てきた話題の一部をご紹介します!

・すぐに結果を求める人の話。途中の努力を映さない「ラ○ザップCM」に影響されすぎていませんか?
・有言実行のツラさと追い込み効果。有言実行には、「やればできるのにやらないこと」をやる効果がある。宣言するのは勇気もいるけど、見返りも大きいよね!
・図書館司書はマスタリーである。自分の知りたいことがどんなに漠然としていても、図書館のリファレンスはヒアリングの後、的確に本を集めてくる。
・酔っ払ったときに選ぶ本

など

 

また、今回はこのオンライン読書会の「選書」についての話題もありました。
毎回、様々な話題が飛び交い、面白エピソードや為になる話なども聞けてしまうのも、同じ本をみんなで読む楽しみの一つです。

対話を通して、さまざまな視点から本の内容をさらに掘り下げたり、広げて楽しめるのが、この読書会の醍醐味です。

 

まとめ

今回の読書会でいただいた感想の一部をご紹介します。

・自分が最近ずっと考えて求めていたことが、今回の本にバッチリ書かれていた。引き寄せか!?
・ページ数が多いから読みきれるか出来るか心配だったけど、時間を決めてやれば出来るんだとわかった。思い込みを一つ外すことができた。
・対話の中で派生して話した本の話が、本好きには貴重です!

 

今回は少人数だったこともあり、会の中で進め方をどうするかみんなで相談しながら、読書や対話を進めてゆきました。結果として、いつもとは少しだけ違うスタイルになりましたが、楽しく読書をすることができました!

 

3. 最後に&お誘い

今回も、無事に読書会を開催することができました。参加者のみなさまの楽しそうな顔を見られるのが、私たちにとって一番嬉しく、また楽しみにもなっています。
開催を支えてくださっている方々や運営メンバー、そして参加者のみなさまに、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました!

 

そして、積読を読む「積読書会」は、不定期に開催を続けてゆきます。
次回開催は、来年2022年3月~4月頃を予定しています。

 

ご参加希望や、どんな雰囲気か知りたいという方は、
まずはこちらのフォームでご連絡ください。

 

 

本の紹介

達人のサイエンス - 真の自己成長のために -』(ジョージ・レナード著、中田康憲訳)

 

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(み)

これまでに読んだ本

積読書会で読んだ本の一覧です。
(最終更新2022年2月5日)

書籍名 著者(敬称略) 出版社
13 達人のサイエンス ジョージ・レナード(中田康憲訳) 日本教文社
12 考えることの科学 市川伸一 中央公論新社
11 「かわいい」のちから 入戸野宏 (株)化学同人
10 世界からコーヒーがなくなるまえに ラリー・サロマー、ペトリ・レッパネン(訳:セルボ貴子) 青土社
9 バッタを倒しにアフリカへ 前野ウルド浩太郎 光文社
8 現代語訳 論語と算盤 渋沢栄一(訳:守屋淳 筑摩書房
7 生物と無生物のあいだ 福岡伸一 講談社
6 医師のつくった「頭のよさ」テスト 本田 真美 光文社
5 問いかける技術 エドガー・H・シャイン(訳:原賀真紀子、監訳:金井壽宏 英治出版
4 MINDSET(マインドセット キャロル・S・ドゥエック(訳:今西康子) 草思社
3 謙虚なコンサルティング エドガー・H・シャイン(訳:野津智子、監訳:金井壽宏 英治出版
2 GIVE & TAKE(ギブアンドテイク) アダム・グラント(監訳:楠木建 三笠書房
1 FACTFULNESS(ファクトフルネス) ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド(訳:関美和) 日経BP

※誤字・脱字等は速やかに修正させていただきます。見つけた方はお問い合わせフォームよりお知らせいただけますと助かります。



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【レポート】第12回オンライン読書会を開催しました!

読書会に参加してみようとは思ったものの、どんな雰囲気なのか、参加しても大丈夫なのか。
そう悩んだ人も少なくないはずです。

そもそも、読書会ってどんなことをするのでしょうか?また、準備は必要なのでしょうか?


このレポートでは、私たち積読書会のオンライン読書会について、簡単にご紹介します。
ご参加の方には本を読み返す際の振り返りに、そうでない方は会の雰囲気を知るために、
お読みいただければ幸いです。

目次

1.読書会について
2.開催レポート
3.最後に&お誘い


1. 読書会について

第12回オンライン読書会の概要
○日時:2021年11月27日(土)9時
○場所:オンライン
○本:『考えることの科学』(市川伸一著)
○人数:7人


この会は「積読を読む読書会」、つまり「まだ読んでいない本」を読む会です。
読書会で取り上げる本は、主催者や参加者の積読リストから、毎回1冊を選んでいます。

今回は、中央公論新社の『考えることの科学』を読みました。

2. 開催レポート

この読書会は、事前準備がほぼ不要です。
用意するものは、その回の課題本と筆記用具類だけ。事前の読み込みなどは要りません。
(具体的な持ち物リストは、参加の方々へ直接ご案内しています)

今回は初参加の方がいらっしゃいましたので、
連絡事項と簡単な自己紹介の後、読書会の進め方を説明しました。

読書会のメインは、ポイントまとめとそのシェア、ダイアログ(対話)です。

ポイントまとめ&シェア

『考えることの科学』は、考えるためのツールとしての「推論」を、心理学方面から説明する本です。

「考えること」は、普段当たり前のようにしています。
でも、その「考え方」は、どのように学んだのでしょう。また、人によって考えが違うのはなぜなのでしょう?

そもそも人間は「論理的」なのでしょうか?残念ながら、その答えは「いいえ(NO)」です。
しかし、大抵の人は、自身を論理的であると思っています。なぜ、論理的でない、ということになかなか気付けないのでしょうか?そして、論理的でない私たちは、どうしたら良いのでしょう!?

また、最後のまとめの章では、この本で学んだ人間の推論や対策は、間違いを責めたり恥じらうのではなく、
「自分を向上させるための情報」として上手く使ってほしい、という著者からのメッセージもありました。

今回は、一人あたり約20ページを要約し、そしてプレゼンをしました。

ダイアログ(対話)

本を読んだ後には、フリーディスカッションの機会を設けています。
いくつかのグループに分かれて、自由に話しました。

今回、あるグループでは「アンケート」の話題が出ました。
アンケートを取る側は、経験からアンケート結果に自分の推論を重ねてしまいがち。そうならないように、どのような対策ができそうでしょうか。

他のグループでは、たまたま情報系のエンジニアが集まり、プログラミングの話をしたり、
AIの推論や、推論を用いたウイルス対策、情報セキュリティの話題でも盛り上がっていたそうです。

この読書会でしている本の読み方やまとめ方のコツの話もありました。


この他にもさまざまな話題がありました。
毎回、様々な話題が飛び交うのも、同じ本をみんなで読む楽しみの一つです。

対話を通して、さまざまな視点から本の内容をさらに掘り下げたり、広げて楽しめるのが、この読書会の醍醐味です。

まとめ

今回の読書会へいただいた感想の一部をご紹介します!

・今回もとても楽しかったです。いつも安全・安心の場で楽しく学びを深めたりいろんなお話をできることを幸せだなぁと感じます!
・初めは、普段活字を読まないので不安でしたが、丁寧な導入と練習があり助かりました。発表後は、普段聞けないジャンルの話が聞けて楽しかったです。
・難しそうな本もみんなで分担して読むと読めてしまう(感じがする)のが楽しいです。再読するポイントがつかめた感じがします。
・難しい本でしたが、これこそ読書会でしか出合わない本、という感じで楽しかったです。他の方のまとめ方を見ても勉強になりました。
・読解力、まとめる力のいい訓練になると思います。何度も挑戦してレベルアップしていきたいです!


この他にも、会をより良くするためのご提案などもいただきました。
ご意見はすべて拝見しております。みなさま、ありがとうございます!

3. 最後に&お誘い

この読書会も、ついに12回目を開催することができました。
参加の方々の笑顔を見られるのが、私たちにとっての何よりの楽しみです。
開催を支えてくださっている方々や運営メンバー、そして参加者のみなさまに、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました!


そして、積読を読む「積読書会」は、不定期に開催を続けてゆきます。
次回開催は、来年2022年1月末~2月頃を予定しています。

参加のご希望は、こちらのフォームからお問い合わせください。

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